いらすとやさん、インプレゾンビを誕生させる

時代ですね

【配信】フリー素材サイト「いらすとや」、「インプレゾンビ」をキャラクター化https://t.co/RlEIZAuycM

「いらすとや」が11日に新しく配信した、「X」のロゴが入ったTシャツを着ていてスマホを見ながら笑う"ゾンビ"。額には認証バッジである青いチェックマークが描かれている。 pic.twitter.com/YYbfJbI32e

— ライブドアニュース (@livedoornews) March 14, 2024

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インプレゾンビに関する概要

X（旧Twitter）におけるインプレゾンビ現象

インプレゾンビとは、X（旧・Twitter）上でインプレッション（閲覧回数）を不正に増加させることを目的とした迷惑投稿を行うアカウントのことです。これらは広告収益を得るために、他のユーザーのバズっている投稿に無関係な返信を行ったり、トレンドに乗るハッシュタグを使用するなどの手法を取ります。中には自動化ツールを使用して操作を行うアカウントも存在します。

収益化機能との関連

2023年8月より開始されたXの広告収益分配プログラムは、インプレッションに応じてクリエイターに収益を配分する制度です。この新しい制度は、一部のユーザーによって悪用され、無関係な投稿やコピー＆ペーストされた投稿でインプレッションを稼ぐ動きが見られました。

背景と影響

インプレゾンビの行為は、特に途上国からのユーザーによる収益化の試みと関連があり、日本人ユーザーの投稿が特にターゲットにされているという指摘もあります。2024年には能登半島地震や羽田空港地上衝突事故に関連した偽情報が広がり、混乱を招きました。

批判と対策

インプレゾンビによる誤情報の拡散は、行政や専門家からの批判を受けています。日本政府は事実と異なる情報の削除を求め、Xも規約で災害や戦争関連の投稿を収益化に利用することを禁じていますが、規約違反が指摘されています。さらに、ユーザー側で対策としてブラウザ拡張機能が開発されているものの、これらはX公認のツールではないため、使用には注意が必要です。