筒香嘉智の野球選手としての経歴
プロ入り前
筒香嘉智は和歌山県橋本市出身で、小学2年生の時に野球を始めました。中学時代は堺ビッグボーイズに所属し、全国大会ベスト8に輝きました。特に印象的なのは、中学3年間で野球に打ち込み、学校が終わると自宅裏の「手づくりドーム」で練習に励んでいたことです。
横浜高校に進学した筒香は、1年生の春から4番に抜擢され、高校野球で顕著な活躍を見せました。2年夏の甲子園では初戦で先制本塁打を放ち、準々決勝では1試合個人最多タイとなる8打点を挙げました。
プロ野球ドラフトと横浜・DeNA時代
2009年、横浜ベイスターズからドラフト1位指名を受け、契約金9000万円、年俸800万円で契約しました。プロ入り後は二軍で26本塁打を放ち、二軍の本塁打王に輝きました。その後、一軍デビューを果たし、若手時代から力強い打撃で注目を集めました。
2015年にはチームのキャプテンに就任し、打率.317、24本塁打、93打点を記録するなど、自己最高の成績を残しました。また、2016年には44本塁打で自身初の本塁打王に輝きました。
MLBでの挑戦
2019年、筒香はタンパベイ・レイズと契約し、MLBに挑戦しました。しかし、レイズ時代は苦戦が続き、2021年にはロサンゼルス・ドジャースに移籍しましたが、そこでも振るわず、ピッツバーグ・パイレーツ、トロント・ブルージェイズ傘下、テキサス・レンジャーズ傘下と転戦しました。
現在
2023年、独立リーグを経てサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びました。しかし、2024年のキャンプでは苦戦し、マイナーキャンプへの合流が発表されました。
選手としての特徴
筒香は左打ちの強打者であり、その打撃技術とパワーは多くの指導者や評論家から高く評価されています。特に逆方向への本塁打能力の向上は、彼の成長を象徴する部分です。
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