【つみたてワニーサ】NISAとは?〜少額投資非課税制度の全貌を徹底解説〜

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とりあえず今日は金融庁公式キャラクター、つみたてワニーサ君だけでも覚えて帰ってください

目次

1. はじめに

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

NISA(ニーサ)は、2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」で、個人が少額から非課税で投資を行うことをサポートする制度です。イギリスのISA(Individual Savings Account)をモデルに、日本版のISAとして導入されました。

NISAという愛称は、Nippon Individual Savings Accountの頭文字をとったもので、多くの個人投資家に支持されています。

NISAは、その後も進化を続け、2016年4月に「ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)」、2018年1月に「つみたてNISA」が導入されるなど、投資の選択肢が広がりました。そして、2024年1月からは、これまでのNISA制度を大幅に改正し、新しいNISA制度がスタートしています。

本記事では、2024年からの新制度NISAのポイントや、その特徴について詳しく解説します。


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2. NISAの基本概要

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

NISAは、通常、株式や投資信託などの金融商品に投資した際に発生する売却益や配当金が、非課税になる制度です。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を利用することでこれらの利益が非課税となり、投資家にとって非常に有利な制度となっています。

NISAの導入以来、制度は改正を重ね、「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3つの形態がありました。しかし、2024年1月からはこの制度が一本化され、より使いやすくなる新NISAがスタートします。

金融庁チャンネルhttps://www.youtube.com/watch?v=wFT-DHdyVqU

3. 2024年からの新NISA制度の特徴

2024年からスタートしている新NISA制度には、以下のような大きな特徴があります:

3.1 非課税保有期間が無期限に

従来のNISAでは、非課税で保有できる期間が5年や20年と定められていましたが、2024年からの新制度では非課税保有期間が無期限になります。これにより、投資家は長期的に安定した運用ができるようになります。特に、老後の資産形成を目指す方には非常に大きなメリットです。

3.2 制度(口座開設期間)が恒久化

新NISAでは、制度自体が恒久化されます。これまでのNISA制度では、制度の存続期間が限られており、将来的な運用に不安が残る部分がありました。しかし、新制度ではその心配がなくなり、安心して長期間にわたり投資が続けられます。

3.3 つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能

新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になります。つみたて投資枠は、安定した長期積立を行うための枠で、成長投資枠は株式やETFなどで短期的な利益を狙う投資に適しています。この2つの枠を併用することで、リスク分散が図られ、投資戦略の幅が広がります。

3.4 年間投資枠が拡大(最大360万円)

新制度では、年間投資枠が最大360万円まで拡大します。これにより、より大きな金額を非課税で運用できるようになり、高い投資効果を期待できます。従来の一般NISAの年間投資枠120万円と比べると、大幅に増加しており、積極的な資産運用を目指す方には嬉しいポイントです。

3.5 非課税保有限度額(総枠)が新設(最大1,800万円)

新制度では、非課税で保有できる資産の総枠が最大1,800万円まで設定されます。これにより、長期的に多くの資産を非課税で運用でき、資産形成がしやすくなります。また、つみたて投資枠と成長投資枠のいずれも、この1,800万円の総枠内で管理されます。

3.6 非課税保有限度額(総枠)の再利用が可能

さらに、新制度では、非課税保有限度額を再利用できる仕組みが導入されます。例えば、非課税枠内での売却益を確定させた場合、その分を再度新たな投資に充てることが可能です。これにより、柔軟な運用が可能となり、機動的に資産を増やす戦略が立てられます。

両学長 リベラルアーツ大学https://www.youtube.com/watch?v=V-Yf9DEZW6Y&t=14s

4. 投資商品についての新たなルール

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

新NISAでは、投資対象商品についても一部制限があります。具体的には、以下の商品は投資対象から除外されます:

  • 整理・監理銘柄
  • 信託期間が20年未満の投資信託
  • 毎月分配型の投資信託
  • デリバティブ取引を用いた一定の投資信託

これらの制限は、リスクの高い商品を避け、安定した資産形成をサポートするためのものです。


5. 旧制度のNISAとの違い

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

2023年末までに既存のNISA口座で投資された商品については、2024年以降も従来の非課税措置が適用され、引き続き運用できます。これにより、2023年までに始めた投資が無駄になることはありません。また、旧制度の「つみたてNISA」や「一般NISA」で購入した商品は、新制度のNISAとは別枠で管理されるため、過去の投資計画が継続される安心感があります。


6. 新NISAでの戦略的な資産運用のヒント

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

新NISAを活用する際に、戦略的に資産を運用するためのポイントは以下の通りです:

  1. 長期的な視点を持つ
    非課税保有期間が無期限になったことで、より長期的な運用が可能です。長期的に安定した成長が見込める銘柄や投資信託を選びましょう。
  2. つみたて投資枠と成長投資枠を併用する
    安定的な積立投資と、成長を狙った短期投資を組み合わせることで、リスク分散を図りながら高いリターンを目指しましょう。
  3. 再利用可能な非課税枠を有効活用する
    売却益を確定させた場合、その分を再度新たな投資に充てることができる再利用可能な非課税枠を積極的に活用し、資産の最大化を目指しましょう。
  4. 商品選びに慎重になる
    新制度では、投資対象商品が制限されています。整理・監理銘柄や毎月分配型投資信託などのリスクが高い商品は除外されているため、安定した運用がしやすくなっています。

7. 新NISAの注意点

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

新NISAを活用する際には、以下の点に注意しましょう:

  • 総枠1,800万円を超える場合の対策
    総枠が1,800万円と設定されていますが、この枠を超えた場合には非課税対象外となるため、資産配分のバランスを考えることが重要です。
  • デリバティブ取引の制限
    リスクの高いデリバティブ取引を用いた投資信託は対象外となるため、高リスク・ハイリターンを狙った投資をしたい方には制約がある点に注意が必要です。
  • 既存のNISA口座との使い分け
    旧制度のNISA口座での運用を継続する場合、新制度のNISAとどのように使い分けるかをしっかり考える必要があります。

8. まとめ

出典:金融庁ウェブサイトhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/wa-nisa/

2024年からスタートしている新NISA制度は、非課税保有期間の無期限化や制度の恒久化、年間投資枠の拡大など、投資家にとって非常にメリットの大きい制度です。つみたて投資枠と成長投資枠を併用できる柔軟な運用や、再利用可能な非課税枠を活用することで、これまで以上に効果的な資産運用が期待できます。

投資初心者から経験豊富な投資家まで、幅広い層にとって魅力的な制度となっており、2024年以降の資産形成においては、ぜひこの新NISAを最大限に活用してください。

新制度の細かなルールや制約を理解しつつ、自分のライフプランに合った運用戦略を立てることが、成功への鍵となるでしょう。

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